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表現するって
そんなに大それたことなんだろうか
と常日頃から思っています。
技術を持っている人
センスがある人
芸術知識がある人
その道に詳しい人
作家、画家、編集者、デザイナー、何かの専門家、世の中に名が知られている人、たとえばそんなふうになにかに長けていなければ、表現活動はしちゃいけない?本は作っちゃいけない?
そんなことないよね。そんなことは、決してない。と思います。
どんな道も、最初の一歩は小さなところから始まると思っています。
【ZINE=人】だなと
常日頃から思っています。
その一冊に その人が宿る。その人のほんの一部かもしれないけれど、確実に宿っている。
その一冊が「あなた」と「私」を繋ぐ。あるいは「私」と「私の中の私」を繋ぐ。
つたなくてもいいのです。コピー用紙をホチキスで留めただけのもので全然いい。いっぽう、こだわりたい人はとことんこだわるのがいい。特殊な紙や印刷機を利用したり、和綴じにしてみたり。大きさも形も、好きなものでいいのです。どんな体裁でも、自分がZINEだと思って作ればそれは「ZINE」だと思います。
「表現」ってさまざまな形ですることができて、そのひとつが「ZINE」です。
紙とペンと印刷機があれば、ZINEは作れます。
WEBにアップするのもいいけれど、SNSも楽しいけれど、
手を動かすのが好き
紙モノが好き
絵やイラストを描くのが好き
その「好き」を応援したいし、共に楽しみたいと思っています。
本、とは畏れ多くて言えないけれど、
冊子、というにはちょっと謙遜が過ぎる
ぐらいの、絶妙な存在感を言い表してくれる呼称が【ZINE】だなぁという気がしています。
個人でも仲間でも、子どもでも年配の人でも、いつでもだれでもつくれるもの。頭の中を心の内を落とし込んで、だれかに手渡せるもの。紙の感触を感じられるもの。
作る人
読む人
売る人
買う人
それぞれを繋ぐ存在。
富山県射水市の一隅にある「ひらすま書房」という場所で、
「ZINE」を愛してやまない同好会「zineと、」が運営するひと夏のイベント「zine zine zine 2022」。誰かにとっての居場所に、出発点に、あるいは経由地になれたらいいなと思い、今年も開催します。
どんな一冊に出会えるのかたのしみです。
ZINEを愛するあらゆる人にとって、ひと夏のお楽しみの場になれたらと願います。
表現することをおそれないで、諦めないで。
私達も諦めません。もがきましょう、共に。
zineと、
本居淳一
小林麻衣
主 催:zineと、(ZINE好きによるZINE好きのための同好会です)
期 間:2022/8/24(水)〜9/10(土)★火曜定休 終了しました!
場 所:ひらすま書房(富山県射水市戸破6360 LETTER1F)と、ひらすま書房 WEB SHOP
出展エントリー期間:2022年7月1日(金)〜 8月19日(金)
出展対象者:ZINEを作っている方どなたでも。(商業目的でない作品に限る)
※ZINEとは…自分の好きなもの、書きたいこと、表現したいことを「本」という形にしたものが「ZINE」です。
ジャンルはエッセイ集、詩集、イラスト集、写真集、ダイアリー、趣味のコレクションを紹介したものなど何でもありです。多様性の尊重、表現の自由などいわれている最近の世の中ですが、ZINEほど昔から多様性や自由さが許容され爆発しまくっているメディアはないと思います。
zineと、
富山にも、ZINE好きによるZINE好きのためのコミュニティや定期的に開かれるイベントがあったらいいなという思いから、2016年に『zineと、』を発足。イベントをやったりやらなかったり、とてもゆるーいコミュニティです。
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